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皆さん、おはようございます。
新聞選読の授業です。
皆さん、最近日本のニュースで気になるものはありましたか?
天風録
①
二つの大震災の年には「がんばろうKOBE」が合言葉となり、長門市出身の童謡詩人、金子みすゞ(かねこみすず)の「こだまでしょうか」が公共CMで繰り返し流れた。
新語?流行語にも選ばれた。
新型コロナの災難は現在進行形のせいか、心に響く言葉が見当たらない。
②
時流に敏感な看板なら、どうか。広島の本通り商店街(ほんどおりしょうてんがい)で目に付いたのは、肌着店(はだぎてん)の<お家(おうち)時間を充実させませんか>や飲食店の<緊急企画?生活応援>くらい。
人心をつかむ糸口は、そう簡単に見つからないのだろう。
③
感染防止対策としては、人と人との間に十分な距離を取る「社会的距離」が奏功している。心と心は隔てず、気分や目線は上向きにー。そんな「伝言」だったのかもしれない。
リーガロイヤルホテル広島がおととい客室の窓の明かりで笑顔や花、?マークを描いた。
④
外出制限の厳しい欧米では、家の窓に子供の描いた虹の絵を掲げる動きが広がっている。
人々を励まし、希望を忘れぬ印だと聞く。確かに雨が降らなければ、虹は架からない。商店街の店先にも飾られ始めたらしい。
⑤
広島の家具メーカーが新作フェアの広告で謳って(うたって)いる。
<日常という宝もの>。遠ざかった平穏な日々が懐かしい。
*フェア(fair) ①展示会、品評会、博覧会、市(いち) ②公平な、公正な
↓リーガロイヤルホテル広島
金子 みすゞ(かねこ みすず)
1903年(明治36年)- 1930年(昭和5年)
大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。大正末期から昭和初期にかけて、26歳で死去するまでに500余編もの詩を綴ったとされる。
1923年9月に『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に詩が掲載され、「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛された。
山口県大津郡仙崎村(現?長門市仙崎)の生まれ。
26歳の時に離婚する夫に娘の親権を取られる等したことから服毒自殺した。
金子みすゞ(かねこみすず)の詩
山口県の詩人である金子みすゞの詩を5つ紹介します。
どの詩が一番好きですか?
わたしと小鳥と鈴と
わたしが両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥はわたしのように、 地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴はわたしのように、 たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。
大漁
朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。
浜は祭りの ようだけど、
海のなかでは 何万の、
鰮(いわし)のとむらい するだろう。
*弔い(とむらい)吊慰,吊丧,吊唁
なかなおり
げんげのあぜみち、春がすみ、
むこうにあの子が立っていた。
あの子はげんげを持っていた、
わたしも、げんげをつんでいた。
あの子がわらう、と、気がつけば、
わたしも知らずにわらってた。
げんげのあぜみち、春がすみ、
ピイチクひばりがないていた。
*雲雀(ひばり) げんげ=蓮華
不思議
私は不思議でたまらない、黒い雲からふる雨が、銀に光っていることが。
私は不思議でたまらない、青い桑の葉(くわのは)食べている、蚕(カイコ)が白くなることが。
私は不思議でたまらない、たれもいじらぬ夕顔が、ひとりでぱらりと開くのが。
私は不思議でたまらない、誰にきいても笑ってて、あたりまえだ、ということが。
蜂と神さま
蜂はお花のなかに、 お花はお庭のなかに、 お庭は土塀のなかに、 土塀は町のなかに、 町は日本のなかに、 日本は世界のなかに、 世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、 小ちゃな蜂のなかに。
中国の近現代の詩人で好きな詩人はいますか?
天声人語ドリル
朝日新聞社が出している天声人語を理解するための学生向けドリルをやってみましょう。
中国のニュースで気になるものを要約してください。
そのニュースに対する感想と共に教えてください。
個別に聞いてみます。
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原文地址:https://www.cnblogs.com/nihongo/p/12647804.html